ラックレールは今・・・(現役編)@

 (その1)の冒頭でも触れた通り、現在、現役でアプト式が採用されている鉄道は大井川鉄道井川線(千頭−井川)のアプトいちしろ−長島ダム間だけです。元はといえば井川ダム建設工事の際に資材を運ぶため敷設された鉄道であり、レールの幅は本線と同じ1,067mmですが走る車両はひと回り小さく、軽便鉄道のようなものです。長島ダムの建設によって廃線の危機もささやかれましたが、このアプト式の採用によって最大90‰(1,000分の90)の急勾配を克服し、観光鉄道の面目躍如となったといえそうです。
 このページでは現役で使われているアプト式区間の様子を紹介致します。

2005年12月31日、千頭駅にて。
発車前の井川線車両です。列車はDD20型ディーゼル
機関車を上り側(千頭方)に付け、下り側(井川方)先頭
には運転台付きの客車を連結し、下り列車は推進運転
ということになります。

 列車はおよそ40分かけてアプトいちしろ駅に到着。次の長島ダム駅までの区間は電化されていて、ここでアプト式機関車ED90型を後ろに連結します。

駅周辺にはトイレと飲料自販機
くらいしかありません。乗客の
多くは列車を降りて、機関車の
連結作業を見にやってきます。
電気機関車の車高が列車に
比べてかなり高いです。
駅に隣接して機関車の車庫が
あります。
通常のレールの間に、ラックレール
が3本設置された急勾配区間を、
列車はゆっくり登って行きます。
写真右隅に、線路付け替えの
原因となった長島ダムが見えて
きました。
もうすぐ長島ダム駅に到着です。
交換の上り列車が待っています。


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